高校受験のための現代文
現代文を軽視せずに点数確保
高校受験の現代文は、基本的には点数を稼ぐ為のものだという認識が強い。古文漢文、あるいは英語、理科、社会などは、日常で使う機会のほとんどないものである。また、数学に関しても、簡単な計算以外はやはり使う機会はほぼないだろう。それに対し、現代文は確実に日常に密接している。論説文は新聞やニュースサイト、あるいは何かのレビュー。物語はそのまま小説として、目に触れる機会が多いのではないだろうか。
そのような現代文だから、どうしても軽視されがちな点は拭えない。中には、現代文なんて勉強する必要ない、勉強法もいらない、と思っている学生もいるのではないだろうか。しかし、それでは高校受験は上手く行かない。点数を稼げる科目でしっかり稼ぐ勉強法を確立する事が、高校受験で失敗しない為の重要事項である。
まず論説文だが、重要なのは、作者の意図を掴む事である。この作者が何を言いたいのかをまず掴んでしまえば、その中にある文が暗に訴えている事も自然と見えてくる。後はそれを論理的に噛み砕いたり解釈したりして、答えるだけである。重要と思うところに線を引く、ということを良く指導されるが、これは全体を見る上で一部を抜粋する効果が出てしまい、後で見た時に言葉だけで判断してしまいかねないので、注意が必要である。
一方、物語の方はどうかというと、基本的には論説文と同じような感覚でかまわない。ただ、論説文は小難しい言葉が多いのに対し、物語は比較的読みやすい分、主観が入りやすいようになっている。できるだけ客観的な目で話を読めるようにしよう。主人公の心情などに対し、自分の意見を述べるというのは、こと入試に関して言えば有効ではない。大多数の中の一人に埋もれる感覚で、勉強法を確立しよう。